音楽を聴くことは健康に良い!?私が選ぶ「うつ病に優しい音楽」【3選】
まえがき
あるまと申します。。。_(:3 」∠)_
皆さんは、普段どのような音楽を聴きますか?
ジャズ、クラシック、ロックなど、音楽には様々な形が存在します。
その"音楽"が、うつ病をはじめとする精神疾患の治療に役立っていることをご存知でしょうか?
音楽療法と呼ばれるその治療法は、精神疾患に対する通常の治療に加えて実施され、抑うつ症状や不安を軽減することが期待できるといいます。
私はうつ病を発症する以前から、フェスやライブに毎月足を運ぶほど音楽好きであり、現在も様々なジャンルの音楽を聴いて生活しています。
特に、うつ病を発症して「不安」や「焦燥」に悩み始めてからは、「心が落ち着く音楽」を求めるようになりました。
そんな私が、実際に聴いてきた数多くの音楽の中で、うつ病が酷かったときに不安・焦燥を和らげてくれた音楽を3つに厳選して紹介させていただきます!
※あくまで、個人的な見解ですので、ご参考までにしていただければと思います。
幻想的な世界に引き込まれるインストゥルメンタル『toe』
toeとはインストゥルメンタル(歌詞のない音楽)を手がける、日本を代表するポストロックバンドです。
私は、うつ病を発症する以前、ロックを中心とする歌詞のある楽曲を好んで聴いていましたが、うつ病を発症してからはそわそわとした気持ちを落ち着けるために、歌詞のないインストゥルメンタルを聴くようになりました。
その中で最も聴きやすく、私の荒んだ心を鎮めてくれたのが「toe」でした。
toeの楽曲は、楽器一つ一つの音色が繊細で美しく、幻想的な世界感に引き込まれるような感覚を堪能できます。
また、歌詞のある楽曲は脳が歌詞を読み込もうと活発に働き、交感神経を優位にしてしまう恐れがありますが、インストゥルメンタルにはそのリスクがありません。
私にとって、寝る前などのリラックスタイムに「toe」は欠かせない存在です。
数々のジブリ音楽を手掛けてきた日本の現代音楽家『久石譲』
2月13日のFOCVol.2公演、ニコニコ生放送していただくことになりました!初の試みです、是非ご視聴ください。詳しくはこちらから。https://t.co/kGe5oVtF2H
— 久石譲 (@official_joeh) 2020年2月6日
久石譲さんは、日本を代表する作曲家・ピアニストです。
日本人であれば、ほとんどの人が一度は見たことあるジブリ映画、その数々の作品の音楽を担当してきたのが久石譲さんです。
ジブリ音楽以外でも様々な分野で音楽活動をされている方ですが、私はその中でもジブリ音楽を好んで聴いています。
私は、となりのトトロや風の谷のナウシカなど、数々のジブリ映画を観て育ってきました。
久石譲さんのジブリ音楽を聴いていると、幼少期に戻ったような懐かしさを覚えるとともに、ジブリ映画の世界感を楽しむことができます。
歌姫ってなんなん?『宇多田ヒカル』
歌姫ってなんなん
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2019年2月15日
「歌姫ってなんなん。」 ※あなたです。( ^∀^)
最後は、宇多田ヒカルさんを紹介させていただきます。
幼少期の頃から「天才」と呼ばれ、音楽の英才教育を受けて育った宇多田ヒカルさん。
彼女の歌声を聴くと、不思議と心が安らぐのには"ある理由"が存在していました。
人間が安心感ややすらぎを最も感じる周波数を『1/fのゆらぎ』と呼びます。
例えば、人間の心拍音、ろうそくの炎の揺れ、電車や車の揺れ、小川のせせらぎ、木漏れ日などが挙げれれます。
なんと宇多田ヒカルさんは、この「1/fのゆらぎ」を歌声として出すことができる数少ない歌手なのです。(他には、美空ひばりさん、徳永英明さん、MISIAさんなどが該当します。)
私は、小学生の頃から宇多田ヒカルさんの楽曲を聴いて育ってきましたが、30歳目前となった今でも同じ歌をずっと聴き続けています。
あとがき
以上が、うつ病の私が心を落ち着けるために聴いていた音楽についてです。
この他にも様々な音楽を聴いていたので、3つに厳選するのは大変でしたが、それほど強くオススメできますので、皆様の参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。(・ω・)ノ
うつ病の筆者が実践している『気分転換の方法』について紹介!
「気がついたらいつもネガティブなことばかり想像している自分に嫌だ!」
「不安や焦燥を少しでも軽減する方法を知りたい。」
この記事は、そのような方に向けて書いています。
まえがき
皆さんは、気分が沈んでいるときや、イライラしているときに、どのように対処していますか?
人間誰しも、落ち込んでしまったり、怒りっぽくなってしまうときがあると思います。
特に、うつ病をはじめとする精神疾患をお持ちの方は、そのような負の感情を過剰に感じてしまうことが多いでしょう。
私自身も、うつ病で公務員を退職してしまい、未来に絶望し、恐怖し、焦る毎日を送ってきました。
「こんなことを1日中考えていても、疲れるだけだし、未来が良くなる訳じゃない。」
頭ではこのように理解していても、マイナスの感情を断ち切ることは、うつ病の私にとってとても難しいことでした。
そこで私は、負の感情から意識をそらす方法について調べ、自分のペースで実践してみることにしました。
その中でも、「これは効果があるぞ!」と私が実際に感じたことを、いくつかご紹介させていただきます!
※あくまで、中等度のうつ病である私の体験談ですので、ご参考までに続きをご覧ください。
家庭菜園・庭いじりをする
私は、動けないほど重度のうつ病ではありませんが、何もせずにゆっくり休んでいる時に限って、余計なことばかり考えてしまうことが苦痛で仕方ありませんでした。
そこで思いついたのが、この"家庭菜園"です。
何もしていない時にマイナス思考の悪循環に陥ってしまう私にとって、植物の苗を植えたり、庭の雑草を取ったり、水をやったりしている時間は、嫌な気持ちから離れることができる貴重な時間でした。
お日様の下で庭いじりをすることは気持ちが良いし、「明日は花が咲くかな?」、「ちゃんと芽が出るかな?」と、未来に楽しみを見出せたりすることもできます。
コーヒーを淹れる
私は、コーヒーが大好きで、豆の状態からコーヒーを淹れるまでの一連の作業を毎朝やっています。
この作業の何が良いのかというと、時間が緩やかに流れている感じがすることと、コーヒーを淹れることだけに集中できることです。
ですが、コーヒーに含まれている「カフェイン」と呼ばれる物質は、たくさん摂取してしまうと自律神経が乱れてしまい、不安を増長させてしまう原因になるので注意が必要です。
ウォーキング・ジョギングをする
ウォーキングとはじめとする運動については、コチラの記事で詳しくに解説しています。↓
私は、汗を流す程度の運動を毎日行っていますが、運動した後は必ず"スカッ"とした気分になれます。
また、日中の仕事や作業で心身に疲れが溜まってしまっても、休憩がてら運動を行い心身をリフレッシュさせることで、その後の仕事の効率を上げることも出来ます。
おわりに
以上が、私が日々実践している気分転換の方法についてです。
ですが、重度のうつ病を抱えている方にとって、これらの方法は負担が大きいかもしれませんし、人によっては「家庭菜園なんて面倒くさい!」、「運動はキライ!」という方もいらっしゃるでしょう。
ですが、それぞれの人に合った気分転換方法があるはずです。
自分の感情と向き合い、自分に合った気分転換のやり方を見つけていくために、この記事が参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!(*・ω・)ノ"
私がやってる「働けないときの節約術」のやり方とコツを紹介!
あるまと申します。_(:3 」∠)_
突然ですが、この記事をご覧になっている皆さんは、どんな悩み事がありますか?
私はうつ病になる前は、「悩み事がないことが悩み」と言っていました。
ですが、うつ病を発症してからは、病気のこと、未来のこと、仕事のことなど数多くのことに悩まされています。
その中でも、特に大きな悩みが「このまま働けない状態でいると、お金がなくなって生活できなくなるのではないか?」ということです。
病気で休職している方や、退職した方、今も病気で働けない方の中に、私と同じような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
ですが、「悩んでいても状況は変わらない」と思った私は、働けないなら働けないなりに、少しでも出費を抑える方法は無いか?と模索しました。
こうしてたどり着いた『私流の節約術』について、本日はお話いたします。
毎月の出費をチェックする
私は、公務員を退職してから、残った貯金と退職金での生活を余儀なくされました。
そこで、私が真っ先に行ったことが「出費の見直し」です。
具体的には、以下の通りです。
スマホの料金プランを変更する
退職後、私は実家で執筆活動を行いながら、療養生活をすることになりました。
それによって、パソコンを使用する機会が増え、スマホの使用は少なくなりましたのでスマホを解約し、中古で購入したガラケーに機種変更しました。
その結果、毎月約6000円のスマホ料金を、通話料のみの毎月1000円程度の出費に抑えることができました。
生命保険を見直す
私は公務員時代に「生命保険」と「積み立て年金」を契約し、給料からの天引きで毎月合計25,000円ほど支払っていました。
ですが、退職して収入がなくなり、この金額を毎月支払うことが困難になりました。
そこで私は、積み立て年金を解約し、生命保険も保険料が比較的安い「県民共済」への切り替えを検討しました。
扶養に入る
私の場合、働けなくなって何が辛かったのかというと、税金でした。
私たちが納める税金の多くは、1年前の所得に応じた額で算出されます。
私は、うつ病で公務員を退職後も、公務員の所得分の税金を納めることになったのですが、その一部である「健康保険税」は、親の扶養に入ることで回避することが出来ました。
年金免除申請を届け出る
公務員を退職する際に交付される「退職辞令」は、年金全額免除の利用券として使用できます。
退職辞令を市役所に持参し、年金免除の申請を行えば、少しの間手痛い出費を抑えることが出来ます。
電気・ガス・水道の節約に励む
節約といえば、節水や節電などがメジャーなところですが、私が特に注目したのは太陽光の利用です。
私の場合は、ソーラーパネルとモバイルバッテリーを使用して太陽光発電を行ったり、ドラム缶を黒塗りして太陽熱温水器を自作したりして、電気代とお風呂を沸かす灯油代の節約を行いました。
その他には、冷蔵庫の設定を冬の間は「強」から「弱」に設定変更したり、冷暖房を使用しないようにし、電気代の節約を図りました。
(参考)失業保険について
会社に属している方が会社の都合により失業した場合や、自分の都合により退職した場合且つ雇用保険に加入している場合だと、ハローワークで手続きをすれば、「失業保険」を受給することができるそうです。
失業保険をザックリと説明すると、失業してから再就職までの間に生活費としてお金をもらえる制度です。
公務員である私の場合は、雇用保険未加入で、受給することができませんでしたので、受給要件をあらかじめ確認しておく必要があります。
おわりに
以上が、私が実施している節約術についてです。
精神疾患を患ってしまうと、健常者のように毎日元気に働くことが困難になり、収入も安定しなくなりがちです。
ですので、自分の心身としっかり向き合って、自分の生活レベルを見直したり、生活保護、自立支援制度、障害年金などの制度を利用を検討することが重要になってきます。
この記事が、皆さんの参考になれば幸いです。あるまでした。_(:3 」∠)_
私のうつ病の症状が軽くなる「4つの行動」について解説!
まえがき
あるまと申します。('ω')ノ
皆さんは、自分のうつ病の症状について、深く分析したり、考えたりしたことがありますか?
うつ病は、人によって「症状の出かた」や「程度」が異なる病気です。
例えば、うつ病の症状が朝がたにピークを迎え、午後から夜にかけてだんだん楽になるケースや、午前中は比較的楽であるが、日中に仕事や作業をしている内にだんだん疲れてきて、症状が酷くなるケースなどがあります。(因みに私は後者です)
私は、3年前にうつ病を患ってから今日まで、うつ病の症状や治療法などについて、様々な本や記事で調べてきました。
私は、うつ病について調べた内容を日常生活に反映させ、少しでも自分のうつの症状を軽くするために、自分のペースで努力しています。
本日は、その中でも、「これをやっている時や、やった後は体調がいいぞ!」と、私が感じているものを、4つ紹介させていただきます。
うつ病を和らげる&体調が良くなる行動【4選】
湯舟に浸かる
「1日の中で、一番体調がいいのはいつ?」って質問されたら、私は迷わずに"お風呂上り"と答えます。
ただ、私の場合はただお風呂に入るのではなく、39~40度のぬるめのお湯に首まで浸かることを意識しています。
私は、うつ病になってから毎日湯舟に浸かるようにしたことで、お風呂上りはリラックスして落ち着いた気持ちになり、睡眠の質も良くなりました。
※湯舟に浸かることの重要性については、こちらの記事で詳しく書いています。↓
早朝に散歩をする
うつ病などの精神疾患を抱えている方であれば、「朝の散歩」の重要性をご存じの方は多いと思います。
朝の散歩は、脳内セロトニンを増やすために最も有効といえる方法です。
私自身も毎朝欠かさずに散歩をしているのですが、朝日を浴びながら散歩をすることによって、しっかり目が覚めて、活力がみなぎってくるような感覚を覚えます。
※朝の散歩に関することは、こちらの記事で詳しく書いています。↓
運動(筋トレ・ランニング)をする
私は、朝の散歩以外にも、ランニングや筋トレなど20分程度の運動を2日に1回は行うようにしています。
運動はストレスや不安を緩和させる有効な手段と言われていますが、確かに、私は運動した後は必ずスカッとした晴れた気分になれます。
それだけではなく、運動にはリラックス効果を高めたり、睡眠の質を向上させたり、代謝が良くなったりと、体に良いことを数えるとキリがありません。
深呼吸・瞑想をする
うつ病の症状には波があり、体調が良いときもあればそうでないときもあります。
私自身も「なんだか体調が悪いな」、「今日は頭痛がひどいな」と感じることがありますが、そのような場合は、深呼吸を取り入れた瞑想を行うようにしています。
脳の疲れを取るためには、1日の内数分間でも良いので、何も考えない時間を作ると良いと言われています。
また、うつ病の方は呼吸が浅くなっていることが多く、酸素不足に陥っている場合がありますので、何も考えず、ゆっくりと深呼吸をするといった「瞑想」はうつ病の症状を軽減する効果的な方法と言えます。
瞑想や深呼吸については詳しく書いている記事はコチラ。↓
終わりに
私は、以上の4つの行動を行うことで実際に体調が改善し、うつ病改善の効果を実感しています。
他のうつ病患者の方や、うつ病以外の精神疾患を抱えている方にとって、これらの行動がどの程度効果を発揮するかは分かりません。
ですが、うつ病をはじめとする精神疾患に良い効果が期待できると科学的証明されている行動なので、やってみて損はないと思います。
是非、参考にしていただければと思います。_(._.)_
うつ病を克服するために私がオススメする本【5選】
「うつ病を予防・対策する方法について知識を深めたい。」
「うつ病の勉強をしたいが、どの本を読めば良いのかわからない」
この記事は、そのような方に向けて書いています。
皆さんは、普段なにかを調べたりする時にどのようなツールを使いますか?
今の世の中、インターネットで調べれば様々な情報を簡単に入手することができます。
しかし、インターネットの情報の中には、明らかに誤った情報、情報源が不明確なもの、伝言ゲームの末原型を失ってしまった情報などが数多く蔓延しており、本当に正しい情報を得ることが難しい場合があります。
私は、自分が今抱えている「うつ病」について調べたり記事を書いたりしているのですが、より正確な情報を得るために、医師などの専門家が出版している"本"を参考にすることが多いです。
本日は、私がこれまでに読んできた数十冊の"うつ病に関する本"の中で、「本当に読んでよかった!」と特に思えた本を5冊紹介させていただきます。
まんがでわかる自律神経の整え方
【中古】 まんがでわかる自律神経の整え方 「ゆっくり・にっこり・楽に」生きる方法 /小林弘幸(著者),一色美穂(その他) 【中古】afb
この本は、私がうつ病になって一番最初に最寄りの本屋さんで購入した本です。
うつ病患者にとって、文字数の多い本を読むことはとてもエネルギーが必要なことです。
この本を購入した当時の私は、うつ病の症状がひどく、仕事の参考書など読めるような状態ではありませんでした。
ですが、この本はマンガで書かれているため1ページ毎の文字数が少なく、読んでいてストレスがなく、楽しく最後まで読むことができました。
本の内容についても、自律神経を整えるため方法や効果について具体的にわかりやすく書いていて、とても勉強になりました。
いやな気分よさようなら
【中古】【カード最大12倍!3/25限定、要エントリー】いやな気分よ、さようなら 増補改訂 第2版 / デビッド・D.バーンズ
この本は、うつ病の治療法の中でも「認知行動療法」について、かなり具体的にまとめている本です。
おそらく、認知行動療法についてこれほどまで詳しく書いている本はないんじゃないか?というレベルで読みごたえのある本です。
ですが、1ページあたりの文字数が多く、ページも数百ページあるので、うつ病の症状がひどい方には個人的にあまりオススメできないかなと思います。
認知行動療法を本気で極めたい方に、ぜひとも読んでみて欲しい本です。
※本書にはページ数が少ないコンパクト版もあります。↓
いやな気分よ、さようなら 自分で学ぶ「抑うつ」克服法 コンパクト版/デビッドD.バーンズ/野村総一郎【合計3000円以上で送料無料】
こころが晴れるノート
【中古】 こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳 / 大野 裕 / 創元社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
この本も、認知行動療法についてまとめられています。
先ほど紹介した「いやな気分よさようなら」とは対照的に、簡潔で・わかりやすく・サクサク読めるので、うつ病の症状がひどい方でも読める内容だと思います。
本書では、認知行動療法についてだけではなく、心身の緊張を和らげるための筋弛緩トレーニングや腹式呼吸法(リラクセーション法)についても解説しています。
脳から「うつ」が消える食事
【中古】 脳から「うつ」が消える食事 青春新書PLAY BOOKS/溝口徹【著】 【中古】afb
本書では、「栄養」という視点からうつ病の対策法について解説しています。
セロトニンなどの精神を安定させる神経伝達物質を作るために必要な栄養素について詳しく書いているでけではなく、今自分に足りていない栄養素についてもチェックすることができます。
私も、かなりザックリではありますが、うつ病と栄養について記事を書いています。↓
お手玉をするとうつ、パニック障害が治る
【中古】 「お手玉をする」とうつ、パニック障害が治る ビタミン文庫/中原和彦【著】 【中古】afb
某駅前のブックオフで、僕はこの本を「本当かよ?( ^ω^ )」半信半疑で手にとりました。
ですが、読み見終わった頃には、僕は実家の押入れの中からお手玉を取り出していました。笑
お手玉を続けることで脳や気持ちにどのような変化が現れるのかを化学的に説明しているだけではなく、呼吸法などについても分かりやすく解説している本です。
私も、この本に書いてある通りにお手玉を実践し、効果を実感しました。
おわりに
以上が、私がオススメするうつ病対策の本についてです。
うつ病治療について書かれた本は数多く存在し、いろんな分野のうつ病対策について学ぶことができます。
もちろん、その中で必要な情報の取捨選択は重要になりますが、インターネットの情報よりは信憑性が高いのではないかと、私は考えています。
皆さんも、興味がありましたら、ぜひとも私のオススメの本をご覧ください!(・ω・)ノ
うつ病が「天気」や「季節」の影響を受けてしまう理由とは!?
「雨の日になると体調が悪くなる理由を知りたい。」
「季節によって症状が変化するうつ病を克服したい。」
この記事は、そのような方に向けて書いています。
皆さんは、気圧が低い雨の日や、日照時間が短い冬に、気分が沈んだりやる気が出なかったりすることはありませんか?
特に、雨の日が続く梅雨時期は、憂鬱な気分になったり頭痛がしたりなど、心身の不調を覚えたことがある方は多くいらっしゃると思います。
実は、うつ病と天候・季節の変化には、密接な関係があります。
本日は、天候と季節の変化が、心身に及ぼす影響について考えていこうと思います。
『雨』がうつ病に悪影響を及ぼす理由
雨天時や気圧が低い日に体調が悪くなったりすることはよくある話ですが、なぜそうなってしまうのでしょうか?
「低気圧」が精神状態に悪影響を及ぼすメカニズムは明らかではないようですが、「雨」が心身に悪影響を与える理由はいくつか考えられます。
【補足】
低気圧が人間の精神に与える影響について、現時点でそのメカニズムは不明確ではありますが、低気圧が自律神経やホルモンに悪影響を与えるということは事実であると言えます。
私が考える、「雨」などの気候の変化が心身に悪影響を及ぼす理由は以下の通りです。
日射量低下による脳内セロトニン量減少
うつ病は、脳内にある「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質がストレス等により減少することによって引き起こされます。
脳内セロトニンは、朝日を浴びることによって合成されます。
よって、日射量が少ない雨の日はセロトニンの合成量も減少することが考えられます。
日射量の低下による心身の不調は、雨の日だけではなく日照時間が短い冬にも発生し、これを冬季うつ(季節性うつ)と呼びます。
【参考記事】
合成されたセロトニンは、夜になると質の良い睡眠を促す「メラトニン」と呼ばれる物質へと変化します。
つまり、脳内セロトニン量が減少することは、メラトニン量減少により睡眠障害を引き起こす恐れもあるのです。
湿度による不快度の上昇
私たち人間は、汗をかくことにより体温の調整を行なっています。
ですが、雨天など湿度の高い日は汗が蒸発しにくくなり、体温調節の効率が低下し、肌がベタつきやすくなります。
特に、雨の日が長続きする梅雨時期は、このような不快度の高い状態が長期化してしまい、心身に不調をきたす可能性が高くなるので注意が必要です。
また、湿度が高いとカビ菌・ノミ・ダニなどが繁殖しやすくなり、アレルギー症状を引き起こす原因にもなります。
余計な手間がかかってしまう
雨の日は、傘をさすことで片手が塞がってしまうだけではなく、バスや電車が混雑したり、洗濯物が乾かなかったりと余計な一手間がかかってしまいます。
雨による影響は日常生活だけではなく、仕事の面でも余計な準備などがかかってしまい、心身ともに疲れやすくなってしまいます。
雨の日に憂鬱になるのは、「面倒くさい」ことが増えてしまうことも、要因の一つとして十分考えられます。
終わりに
天気や季節の変化により、うつ病の症状が増悪したり、心身の不調が生じたりしてしまうことは、仕方のないことかもしれません。
ですが、それは「雨の日だから仕方ない」、「冬だから仕方ない」と割り切ってしまえば、少し前向きな気持ちになりますし、事前に何かしらの対策を講じることもできます。
気圧の低い雨の日や、日照時間が短い冬を乗り越えるために、日頃からストレスを溜めすぎないように心がけましょう。
また、なるべく朝日を浴びる習慣を身に付け、雨の日もなるべく明るい場所で過ごすなど、工夫をしてみることも重要です。
うつ病に「良い食べ物」と「悪い食べ物」とは!?
あるまと申します。(・ω・)ノ
本日が、『うつ病と食べ物との間にどのような関係があるのか』ということについて、考えていこうと思います。
『歯応えがある食べ物』はうつ病に良い!?
うつ病と食べ物の間には密接な関係があり、偏食や拒食により栄養バランスが偏ったり栄養が不足してしまったすることで、メンタルの不調を引き起こす場合があります。
※うつ病と栄養については、こちらの記事で詳しく書いています。↓
ですが、食べ物の「栄養」のみが、うつ病に関係している訳ではありません。
皆さんは、子供の頃などに「良く噛んで食べると頭が良くなる。」という言葉を親に言われたり、耳にしたことはないでしょうか?
実は、『噛む』という動作は、うつ病や脳の活性化に良いとされています。
セロトニン神経を活性化させる方法の一つに、リズム運動というものがありますが、噛むという行為はうつ病に対して有効なリズム運動なのです。
逆に言えば、1日3食しっかり食なかったり、パンやハンバーガーなど柔らかいものばかり食べていると、うつ病のリスクが高まってしまう可能性があります。
また、食べ物を良く噛んで食べることは、胃や腸に余計な負担をかけることなく、効率よく食べ物を消化、吸収することが出来ます。
実際に、精神科や診療内科を受診している方の多くは、偏食気味であったり、1日3食摂れていなかったりしているそうです。
うつ病を予防するためには、1日3食、良く噛んで食べることが重要と言えます。
甘い物の食べ過ぎは精神的に良くない!
勉強や仕事をしている際に疲れてくると、「甘い物を食べたい」と感じることは多いと思います。
実は、日常的に甘いものを摂りすぎていると、集中力低下、イライラ、不安感などの症状を引き起こし、場合によってはうつ病と診断されてしまう可能性があります。
甘い物(糖質の多い物)を食べると血糖値が上昇し、今度は血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。
この「甘いものを食べる → 血糖値が上がる → インスリン分泌 → 血糖値が下がる」というサイクルを繰り返していくと、徐々にに血糖の調整がうまくいかなくなってしまいます。
すると、『甘いものを食べた結果、インスリンが大量に分泌され、逆に低血糖になる』という現象が起きてしまい、逆に血糖値を上げるために様々なホルモンを分泌するのですが、これが自律神経に負担をかけてしまい、精神症状として現れてしまうのです。
また、前章でも述べましたが、「柔らかい食べ物」ばかり食べていると咀嚼運動が少なくなってしまい、セロトニン神経が活性化されずうつ病のリスクが高まってしまいます。
まとめ
以上が、うつ病と食べ物との関係性についてです。
長時間の疲労やストレスに晒されることによってうつ病は引き起こされますが、食生活の質によって、その発症のリスクは大きく変化します。
うつ病のリスクを少しでも抑えるために、またうつ病を少しでも良くするために、『1日3食』、『栄養バランスの良い食事を』、『よく噛んで』食べましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございました。('ω')ノ
日本人のうつ病にはどのような特徴があるのか?
あるまと申します。(*・ω・)ノ
本日は、私が以前から気になっていた、
・「うつ病って国によって違いがあるの?」
・「日本人のうつ病にはどのような特徴があるの?」
という点について調べて参りました。
世界から見た『日本の精神疾患患者数』と『自殺率』
現在、世界の人口は約77億人と言われています。
WHO (世界保健機関)の報告によると、77億人のうち約4.5億人が精神疾患患者であり、年間約80万人の人が自殺により亡くなっていると言われています。
つまり、世界的に見ると、
『100人のうち約5〜6人が精神疾患患者である』
『毎年、10万人あたり約10.5人が自殺をしている』
このように言い換えることができます。
では、世界と比べて日本の「精神疾患患者数」と「自殺率」がどのような水準にあるのかを見ていきます。
日本の精神疾患患者数について
2017年(平成29年)の時点で、日本の人口は約1.26億人であり、精神疾患で病院を受診している人は年間約420万人と言われていています。
つまり、『日本人の100人に3〜4人は精神疾患で病院を受診している』ということが解ります。
ですが、これは実際に病院で診察を受けた患者数に基づいた数値ですので、精神疾患の症状がありながら病院を受診していない人も多くいます。
また、日本のうつ病患者は年々増加傾向にありますので、2020年になった今はより多くの精神疾患患者がいると予想されます。
日本の自殺率について
厚生労働省の調査によると、2018年における日本人10万人あたりの自殺者数は約16.5人と報告されており、2003年の約27.0人をピークに緩やかに減少している傾向にあります。
【補足】2003年の高い自殺率の背景には、不況による失業などの社会的・経済的な要因が大きく影響していると言われています。
日本人の自殺率は2003年を境に減少傾向にありますが、世界の平均(10万人あたり約10.5人)と比較して日本の自殺率はまだまだ高い水準にあります。
因みに、2016年のWHOの統計によると、人口10万人あたりの自殺率が最も高い国は「ガイアナ」の約30人であり、当時の日本は約18.5人で世界で14番目の数値でした。
日本人のうつ病の特徴
うつ病は、国によって症状に違いがあると言われています。
例えば、アメリカ人には「不安・焦燥・イライラ」といった症状が多く、日本人は「抑うつ・意欲低下」という症状が多く見られるそうです。
こういったうつ病のタイプが国によって異なる要因として、国民性や文化の違い、生物学的な違いなどいろいろな説が考えられていますが、現時点で明確な理由はわかっていません。
また、先ほども述べましたが、日本人のうつ病の大きな特徴として「自殺率が高い」ということが挙げられます。
特に、日本では若い世代の自殺が多く見られ、15歳から39歳までの死因のトップが『自殺』である言われており、不安定な社会、失業、いじめなど様々な原因考えられています。
おわりに
以上が、世界から見た日本のうつ病の特徴についてです。
残念なことに、日本のような比較的豊かで平和な国でも、自殺率が世界的に見て高い水準にあります。
私も、日本人の一人として、そしてうつ病患者の一人として、自殺を選ばない生き方について、日々考えていきたいと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。( ´ ▽ ` )ノ