鬱ニモマケズ。

うつ病歴3年の筆者が、「うつ病対策」や「健康」などに関することを記事にしています。

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深呼吸が「不安」や「イライラ」を解消する効果的な方法である訳

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「仕事や家事、人間関係のストレスで、気持ちがモヤモヤしてしまう。」

 

「ここ最近、疲れがなかなか取れなくて、何となく調子が悪い。」

 

 

 

この記事はそのような方に向けて書いて書いています。

 

 

 

 

 

 

深呼吸をすることで良い効果を与える部位は「脳」!

 

 

 

【脳と酸素】

 

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人間の体内の中で、最も酸素が必要な臓器は何だと思いますか?

 

 

 

その答えは「」です。

 

 

 

脳は人間の「感情」、「思考」、「生命維持」、「神経活動」などを行う上で、全身にある酸素の約20%程を脳内で消費しています。

 

(※脳に酸素が全く送られない状態(窒息、心肺停止、ショック状態)になってしまうと、脳は簡単に機能不全に陥ってしまい、ひどいケースだと脳に後遺症が残ったり、死んでしまったりする場合があります。)

 

脳にとって酸素は、生命を維持するために必要不可欠なのです。

 

 

 

さて、そんな脳にとって必要な酸素が、「ストレス」、「寝不足」、「疲労」などによって、簡単に不足してしまうことをご存じでしょうか?

 

脳は、ストレスなどによって自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れてしまうと呼吸が浅くなったり血液の巡りが悪くなってしまい、脳に酸素が運搬されにくくなってしまいます。

 

その結果、不安、イライラ、不快感などの症状を引き起こし、これらの症状が慢性化してしまうと、うつ病などの原因にもなってしまうのです。

 

 

 

【不安やイライラの悪循環を断ち切る「深呼吸(腹式呼吸)」】

 

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うつ病になった私自身も、ここ数年間、自律神経の乱れによって無意識の内に呼吸が浅くなってしまい、「不安」、「肩こり」、「イライラ」などの症状に悩み続けてきました。(´;ω;`)

 

こんな症状を一時的でも軽減させる方法を知りたい!と、本やインターネットを開いた私は、一つの解決策にたどり着きました。

 

 

 

それが、「深呼吸(腹式呼吸」なのです!

 

 

 

それでは、なぜ深呼吸が「不安」や「イライラ」を軽減させる効果があるのでしょうか?

 

 

 

私たち人間は、自律神経によって心臓や肺などの内臓の働きを調節しています。

 

自律神経に支配されている臓器のほとんどは、自分の意思で働きを調整することはできません。(例:自分の意思で心臓を止めることをできない)

 

ですが、ある臓器だけ自分の意思で働きを調整することができます。

 

それが、「」です。

 

(肺の呼吸運動は常に行われていますが、自分の意思で息を止めることも速めることも出来ますよね?(・ω・)ノ)

 

人間はストレスを感じてしまうと、交感神経が優位になり緊張状態となってしまい、浅い呼吸状態が続いてしまいます

 

浅い呼吸が継続してしまうと何が悪いのかというと、全身の血液の流れが悪くなってしまい、脳や心臓などの全身の重要な臓器に悪影響を与えてしまうだけでなく、「イライラ」、「不安」、「焦燥」など症状も現れ、さらに呼吸が浅くなるという悪循環に陥ってしまうのです。

 

そこで深呼吸を行い、深い呼吸で横隔膜を上下させることによって、横隔膜にある副交感神経の中枢が活性化され、副交感神経の働きを高めることができるのです。

 

その結果、自律神経のバランスを保つことに繋がり、「不安」や「イライラ」を軽減させる効果があるのです。

 

 

 

 深呼吸(腹式呼吸)のやり方とコツ

 

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私は、毎日必ず「昼食後」と「就寝前」に、15分程深呼吸をする時間を作っています。( ˘ω˘ )

 

自己流の深呼吸法を、本やインターネットで追及した結果、瞑想に近い形の深呼吸法を自分なりに考えつきました。

 

そんな私の"自己流深呼吸法"を、ご参考までに皆様にご紹介いたします!

 

  1. 全身の力を抜いて仰向けになり、両足を少し開いて、両手をおなかの上で組みます。(おなかの温めるイメージ)
  2. やわらかな表情のまま目を閉じて、なるべく何も考えないようにします。無理であれば、自分がリラックスできる状況や場所をイメージします。(これは脳を休めるために行っています)
  3. 鼻から約4秒間かけて息を吸い、2秒間ほど息を止め、口から約8秒間かけてゆっくり息を吐きだします。(集中力を途切れさせないために、秒数は意識しすぎないようにしています。)
  4. 両手でおなかが上下しているのを確かめながら、深呼吸を行います。腹式呼吸
  5. これを15分程続けます

 

※これはあくあでも「自己流」の深呼吸法ですので、みなさんが行う際は自分が最もリラックスできる深呼吸の方法を見つけていただければと思います。

 

 

 

お風呂上りや寝る前にこの深呼吸法を行うと、リラックスした状態で睡眠に臨むことができ、睡眠の質も向上するのでオススメです!

 

 

 

まとめ

 

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私はこのように、深呼吸を行い心身をリラックスした状態にすることで「不安」、「イライラ」、「焦燥」などを軽減させています。

 

私は、毎日決まった時間に深呼吸を行うだけではなく、不安が強くなったときや、イライラしてしょうがないときなどにも、積極的に深呼吸を行うようにしています。

 

この記事を読んでくださった皆さんの中で、「イライラ」、「不安」、「焦燥」、「何となく体調が悪い」などの症状で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、1日のどこかで深呼吸をする時間をつくってみてはいかがでしょうか?(*´ω`*)