うつ病の薬(抗うつ薬)の飲み忘れは危険!私が実践している「飲み忘れ対策」を紹介します
「うつ病になってから薬の飲み忘れや、飲んだことを忘れることが増えた。」
「薬の飲み忘れを防ぐ方法があれば教えて欲しい!」
この記事は、そのような方に向けて書いています。
↑お好きなところからお読みください(・ω・)ノ
薬物療法に悪影響となる「服用の中断」、「飲み忘れ」
うつ病の治療法には「運動療法」、「認知行動療法」、「薬物療法」などがありますが、この『薬物療法』はうつ病で病院を受診している方であれば、ほとんどの方が実施しているのではないでしょうか?
精神障害における薬物療法は、症状の改善だけではなく再発の予防にも役に立ちますが、そのためには医師の指示通りに薬を服用することが重要です。
しかし、うつの症状が良くなったからといって自分の判断で薬の服用量を減らしたり、断薬したり、頻繁に飲み忘れたりしてしまうと、離脱症状(倦怠感、めまい、不安、不眠など)に襲われたり、うつ病が再燃(症状が振り返すこと)したりしてしまう恐れがあります。
うつ病の症状である「物忘れ」
「うつ病は心の病気」という言葉をよく耳にしますが、厳密に言うと、うつ病は「脳の疾患」です。
ですので、うつ病が進行してしまうと脳の機能が低下してしまい、物忘れや集中力低下などの症状が出ることがあります。
私も、うつ病になってから「物忘れ」や「うっかりミス」が多くなってしまい、処方されている抗うつ薬を飲み忘れたまま外出したり、飲んだことを忘れて同じ薬を2回飲んでしまうこともありました。/(^o^)\
そこで、私は自分なりに『薬を飲み忘れず、飲んだことを忘れない方法』を考え、毎日実践することにしました!
その方法を、2つご紹介させていただきます!
薬を飲み忘れない方法
お薬ケース(お薬カレンダー)を活用する
私は、お薬ケース(お薬カレンダー)に毎日自分が飲む薬を入れ、それをダイニングテーブル上に常に置いておくようにしています。
こんな感じです。(・ω・)ノ
このお薬ケースを、普段食事をするダイニングテーブル上に置いておいたり、外出先に持参したりすることで、食事をする毎にお薬の状態を確認することが出来るので、お薬の飲み忘れ、飲んだこと忘れを防ぐことに繋がります!
因みに、私のお薬ケースの中に入っているのはゼイゾロフト(抗うつ薬)とマルチビタミンを除けば、全てエビオス錠です。
余談ですが、エビオスはセロトニンの原料であるトリプトファンを多く含んでいる上、食欲が出るのでかなり重宝しています。
※エビオス錠について熱く語っている記事はコチラ↓
※セロトニン合成に必要な栄養素についてまとめた記事はコチラ↓
アラームを設定する
これは、食事が終わってお薬を飲む時間帯に、携帯電話などでアラームが鳴るように設定し、飲み忘れを防止する方法です。
ですが、「飲んだことを忘れる」ことを防ぐ上ではあまり効果が期待できませんでしたので(私の場合)、お薬カレンダーとの併用していくことをオススメいたします。
おわりに
以上が、私が実施しているお薬飲み忘れ(飲んだこと忘れ)の対策法です!
この記事を読んでくださっているみなさんの中にも、薬を飲み忘れたり、外出先に薬を持っていくことを忘れて飲めなかったりした経験がある方がいらっしゃると思います。
うつ病に限らず、何かの病気を治療していく上で、処方された薬を医師の指示通りに飲まなければ、病気の症状が悪化してしまう恐れがあります。
皆さんも、お薬ケースやお薬カレンダーを使って、毎日のお薬管理をしてみてはいかがでしょうか?(´∀`)
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。