鬱ニモマケズ。

うつ病歴3年の筆者が、「うつ病対策」や「健康」などに関することを記事にしています。

MENU

うつ病を改善させる最も良い方法は「散歩」!?その効果とは!

この記事をシェアする

「何年経っても良くならないうつ病を少しでも改善させたい!」

 

うつ病になりにくくなる方法があれば教えてほしい!」

 

この記事は、そのような方に向けて書いております。

 

 

 

 

うつ病を改善させる「朝の散歩」

 

f:id:almaaa:20191215163306j:plain

朝の散歩

 

日本人の 年間患者数が400万人を突破し、今もなお増え続けているうつ病患者。

 

今では、「10人に1人がうつ病になる」とまで言われる時代になってしまいました。

 

うつ病は、もはや誰もが発症する可能性がある病気です。

 

皆さんの身近にも、うつ病を患っている方は多いのではないでしょうか? 

 

 

 

さて、そんなうつ病を改善させる、そしてうつ病にならたいために、「最も有効な手段」は何だと思いますか?

 

 

 

うつ病歴3年で、うつ病について本やインターネットを調べつくした私が考える、うつ病改善に最も有効な手段は以下の3つです!

 

朝起きてすぐに、20~30分程度の散歩をする(※散歩が無理ならひなたぼっこ)

早寝早起き

1日3食バランスの良い食事をよく噛んで食べる

 

※散歩については、あくまでも可能な限りです。重度のうつ病の方や、症状が重くてそれどころではない方は、休養を優先したほうが良いと思います。

 

 

 

現在、私が抱えているうつ病寛解うつ病の症状が出ていない状態)間近まで良くなっていますが、上記の3つのことを毎日欠かさずにやってきた結果だと思っています。(`・ω・´)

 

本日は、この3つの中から「朝の散歩」に焦点をあてて、記事を書いてゆこうと思います。

 

 

 

朝の散歩は脳内セロトニン合成のボーナスタイム!

 

f:id:almaaa:20191215163422j:plain

朝日

 

うつ病を患っている方は「セロトニン」 という言葉を耳にタコができるほど聞いているかもしれませんが、大切なことなので具体的に説明させていただきます。

 

セロトニンとは、ストレスやイライラを軽減させる働きを持つ、人間の体内にある神経伝達物質の一つで、「幸せホルモン」とも呼ばれます。

 

セロトニンは、人間の腸内、血液中、脳内に存在していますが、うつ病に深く関わってくるのは「脳内セロトニン」です。

 

この、脳内セロトニンを作っているセロトニン神経がストレスによって疲弊し、脳内セロトニン量が減少してしまうと、心のバランスや自律神経が乱れてしまい、うつ病になってしまうのです。

 

また、セロトニンは夜になると「メラトニン」という睡眠の質を高める働きを持つホルモンに変化してしまうので、脳内セロトニン減少は不眠症などの原因にもなってしまいます。

 

 

さて、そんな人間の体に欠かせない脳内セロトニンは、「いつ」体内で作られているのでしょう?

 

 

 

実は、脳内セロトニンが作られるのは、朝日を浴びているときです!(`・ω・´)

 

言い換えると、朝日を浴びなければ脳内セロトニンは合成されませんし、うつ病は治りようがありません!(`・ω・´)(`・ω・´)

 

 

そして、脳内セロトニン合成に重要なことで、朝日を浴びること以外に「リズム運動」があります。

 

リズム運動とは、その名の通り「一定のリズムで筋肉を収縮させたり弛緩させたりする運動」のことを言いますが、リズム運動を行うことでセロトニン神経を活性化され、脳内セロトニン量が増加すると言われています。(リズム運動の例:散歩、筋トレ、咀嚼、呼吸など)

 

なお、起床後30分以内のリズム運動がセロトニン神経活性化に最も適しているとも言われています。

 

 

 

つまり!!

 

朝の散歩は、セロトニン神経を活性化させ、脳内セロトニンを合成できる「最強の手段」なのです!

 

 

 

因みに、セロトニン神経を活性化させるには、最低5分間リズム運動を継続する必要があると言われています。

 

だからといって、リズム運動をやればやるほどセロトニンは出るのか!と言われると勿論そうではなく、疲れる程までやってしまうと、むしろ逆効果になる可能性があるので要注意です。

 

 

 

私が朝の散歩を行う際に注意していること

↓ご参考までに。φ(..)

 

・リズムを意識して、少しスピードをつけて歩く。

・なるべく7時台、どれだけ遅くても9時台には散歩を始める。

・最低でも15分、長くても30分歩く。

・雨の日だろうが、傘をさして歩く。

・体をほぐすようなイメージで!

 

 

 

まとめ

 

以上が、朝の散歩とセロトニンに関する私なりの解釈です。

 

私は、うつ病改善のために20分程度の散歩を毎日欠かさずにやっており、今日も30分ほど近所を歩きました。

 

ですが、重度のうつ病を抱えていえる方にとって、毎日早朝から20分の散歩を行うことはとても難しいことだと思います。

 

うつ病を抱えているその人の病状に合わせて、最初は5分から、自分のペースでやっていくことが大切だと私は考えます。

 

 

 

うつ病や日々のストレスにより弱ってしまったセロトニン神経を活性化させるのにかかる時間は、個人差にもよりますが最低でも3ヵ月はかかると言われています。

 

なかなかうつ病の症状が改善しないのは、パワーを蓄えている期間だからです!

 

焦らず、ゆっくり、散歩でもしながら、うつ病を治していきましょう!(*´ω`*)