うつ病の人には特徴的な外見がある!?身近な人のうつ病に気付く方法について解説
「家族がうつ病かもしれないけど、どうしたらいいかわからない。」
「身近な人のうつ病に気付く方法があれば教えてほしい!」
この記事は、そのような方に向けて書いています。
↑お好きなところからお読みください(・ω・)ノ
うつ病の外見的特徴は他人から気付かれにくい!?
皆さんがお勤めの会社や、通っている学校などで、「え!〇〇〇さんって、うつ病で休んでいるの!?この前会った時は全然辛そうには見えなかったのに!」なんて話を耳にしたことはないでしょうか?
私あるまが、数年前に公務員として働いていた時も、同僚が突然休職した or 退職したや、他の部署で上司が急に自殺したなどの話を、頻繁に耳にしていました。
そして、私自身がうつ病になったときも、「え!あのあるまさんがうつ病になったの!?信じられない!」と会社で話題になっていたようです。(´・ω・`)
私が思うに、『うつ病は他人から気付かれにくい病気』だから、「全然そんな風には見えなかったのに!」という話をよく耳にするのではないかと考えます。
これは、私が東京で公務員として働いていた頃のお話ですが、うつ病を発症して休職期間に入ってから、会社の同僚や友人などに会う機会が多くありました。
そして、会う人ほぼ全員にこう言われました。
「思ったより元気そうで安心したよ!」
その当時の私は、うつ病の症状が最も酷いときでしたので、会う人みんなに「元気そうでよかった!」言われることに困惑していました。(私が重度のうつ病ではないからかもしればせんが。)
そして私は、「自分はうつ病でこんなにも苦しんでいるのに、他人にはそう見えないこともあるのか。」ということに気付いたのです。
ですが、果たして本当に他人のうつ病を早期に発見したり、自殺などを未然に防止することは出来ないのでしょうか?
私が出した結論は、『他人のうつ病に気付くことは可能ではあるが、難しい!』ということです。
特に、まじめで責任感が強い人は、周囲に心配させまいと元気に振舞おうとするケースが多く、うつ病を見抜くことは難しいです。
ですが、どんな人のうつ病にも、「前兆」や「外見的特徴」などの隠れたサインが存在するはずです!
本日は、そんなうつ病のサインについて解説してゆきます!
うつ病が「表情」や「顔つき」に現れるケースについて
多くのうつ病患者は、自律神経のバランスが乱れており、緊張状態で表情がこわばったり、逆に無表情になったり、表情や顔つきとして表に出るケースがあります。
また、うつ病の代表的な症状である「興味や喜びの喪失」や「抑うつ気分」によって、表情が暗くなったり、笑顔が少なくなったり、口数が減ったりすることも考えられます。
その他のうつ病のサイン
顔つきや表情以外にも様々なうつ病のサインが存在します。
代表的なうつ病のサインを「家庭」と「職場」の2つの環境に分けて挙げてみます。
うつ病のサイン【家庭編】
・いつもより元気がない
・自分を責めるような発言や行動が多くなった
・お酒を飲む量が増えた
・朝起きてくるのが遅い
うつ病のサイン【職場編】
・仕事を抱え込むようになった
・簡単な仕事ができなくなった
・ミスが増えるようになった
・欠勤や遅刻が増えた
身近な人でこのようなサインが続いていたり、「様子が変だ」、「どこかおかしい」と感じることがあったら、話を聞いてみたり、病院を勧めてみたりしましょう。
特に「自殺をほのめかすような発言」があった場合は、要注意です。
そのような場合は、すぐに医療機関に連絡するとともに、本人としっかり話し合い、説得をしましょう。
まとめ
うつ病とは他人から気付かれにくいだけではなく、自分がうつ病であることに気付かずに、症状が進行してしまうことがあります。
また、自分がうつ病であることを認めなかったり、「うつ病は甘えだ!」と誤った認識をしてしまったために、自分を自殺まで追い込み続けてしまう可能性もあるのです。
これらのことを未然に防止するためには、早い段階で「自分でうつ病と向き合う」か「第三者の呼びかけにより、うつ病であることに気付いてもらう」ことが重要です。
あなた自身や、あなたの身近な人のうつ病を重症化させないために、早めにうつ病に気付けるようにしましょう!