鬱ニモマケズ。

うつ病歴3年の筆者が、「うつ病対策」や「健康」などに関することを記事にしています。

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うつ病の人には特徴的な外見がある!?身近な人のうつ病に気付く方法について解説

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「家族がうつ病かもしれないけど、どうしたらいいかわからない。」

 

「身近な人のうつ病に気付く方法があれば教えてほしい!」

 

この記事は、そのような方に向けて書いています。

 

 

 ↑お好きなところからお読みください(・ω・)ノ

 

 

うつ病の外見的特徴は他人から気付かれにくい!?

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皆さんがお勤めの会社や、通っている学校などで、「え!〇〇〇さんって、うつ病で休んでいるの!?この前会った時は全然辛そうには見えなかったのに!」なんて話を耳にしたことはないでしょうか?

 

私あるまが、数年前に公務員として働いていた時も、同僚が突然休職した or 退職したや、他の部署で上司が急に自殺したなどの話を、頻繁に耳にしていました。

 

そして、私自身がうつ病になったときも、「え!あのあるまさんがうつ病になったの!?信じられない!」と会社で話題になっていたようです。(´・ω・`)

 

 

 

私が思うに、『うつ病は他人から気付かれにくい病気』だから、「全然そんな風には見えなかったのに!」という話をよく耳にするのではないかと考えます。

 

 

 

これは、私が東京で公務員として働いていた頃のお話ですが、うつ病を発症して休職期間に入ってから、会社の同僚や友人などに会う機会が多くありました。

 

そして、会う人ほぼ全員にこう言われました。

 

 

 

「思ったより元気そうで安心したよ!」

 

 

 

その当時の私は、うつ病の症状が最も酷いときでしたので、会う人みんなに「元気そうでよかった!」言われることに困惑していました。(私が重度のうつ病ではないからかもしればせんが。)

 

そして私は、「自分はうつ病でこんなにも苦しんでいるのに、他人にはそう見えないこともあるのか。」ということに気付いたのです。

 

 

 

ですが、果たして本当に他人のうつ病を早期に発見したり、自殺などを未然に防止することは出来ないのでしょうか?

 

 

 

私が出した結論は、『他人のうつ病に気付くことは可能ではあるが、難しい!』ということです。

 

特に、まじめで責任感が強い人は、周囲に心配させまいと元気に振舞おうとするケースが多く、うつ病を見抜くことは難しいです。

 

ですが、どんな人のうつ病にも、「前兆」や「外見的特徴」などの隠れたサインが存在するはずです!

 

本日は、そんなうつ病のサインについて解説してゆきます!

 

 

 

うつ病が「表情」や「顔つき」に現れるケースについて

 

多くのうつ病患者は、自律神経のバランスが乱れており、緊張状態で表情がこわばったり、逆に無表情になったり、表情や顔つきとして表に出るケースがあります。

 

また、うつ病の代表的な症状である「興味や喜びの喪失」や「抑うつ気分」によって、表情が暗くなったり笑顔が少なくなったり口数が減ったりすることも考えられます。

 

 

 

その他のうつ病のサイン

 

顔つきや表情以外にも様々なうつ病のサインが存在します。

 

代表的なうつ病のサインを「家庭」と「職場」の2つの環境に分けて挙げてみます。

 

 

うつ病のサイン【家庭編】

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・いつもより元気がない

・自分を責めるような発言や行動が多くなった

・お酒を飲む量が増えた

・朝起きてくるのが遅い

 

 

うつ病のサイン【職場編】

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・仕事を抱え込むようになった

・簡単な仕事ができなくなった

・ミスが増えるようになった

・欠勤や遅刻が増えた

 

 

身近な人でこのようなサインが続いていたり、「様子が変だ」、「どこかおかしい」と感じることがあったら、話を聞いてみたり、病院を勧めてみたりしましょう。

 

特に「自殺をほのめかすような発言」があった場合は、要注意です。

 

そのような場合は、すぐに医療機関に連絡するとともに、本人としっかり話し合い、説得をしましょう。

 

まとめ

 

うつ病とは他人から気付かれにくいだけではなく、自分がうつ病であることに気付かずに、症状が進行してしまうことがあります。

 

また、自分がうつ病であることを認めなかったり、「うつ病は甘えだ!」と誤った認識をしてしまったために、自分を自殺まで追い込み続けてしまう可能性もあるのです。

 

 これらのことを未然に防止するためには、早い段階で「自分でうつ病と向き合う」か「第三者の呼びかけにより、うつ病であることに気付いてもらう」ことが重要です。

 

 

 

あなた自身や、あなたの身近な人のうつ病を重症化させないために、早めにうつ病に気付けるようにしましょう!