鬱ニモマケズ。

うつ病歴3年の筆者が、「うつ病対策」や「健康」などに関することを記事にしています。

MENU

うつ病の原因は「性格」や「人間関係」だけではない!(スマホ鬱について解説)

この記事をシェアする

【もくじ】

 

 

 

うつ病になった「原因」を知る

 

あるまと申します。(⌒,_ゝ⌒)

 

現在、うつ病を患っている皆さんにお聞きします。

 

 

「あなたが、うつ病になった原因は何ですか?」

 

 

私たちは、うつ病を治療していく過程で、「なぜ自分がうつ病になってしまったのか?」、「自分をうつ病にさせた原因はいったい何なのか?」ということを考えておく必要があります。

 

長い年月をかけてせっかく症状が良くなっても、うつ病になった原因もわからずに何の対策もしないまま同じ環境に戻ってしまうと、うつ病を再発してしまう可能性が高いからです。

 

(例)

・会社の上司のパワハラが原因でうつ病になり休職。うつ病寛解(症状がおさまった)後、同じ上司がいる部署へと復職した。

 

・責任感が強く、頼まれた仕事をなんでも引き受け、身動きがとれなくなってうつ病を発症。症状がおさまり復職した後も、引き受けた仕事を断らないスタンスを崩さず、休職前と同じペースで働いた。

 

 

 

私は、救急救命士になるための半年間の研修中にうつ病を発症しました。

 

「救命士の試験に落ちることは許されない!」、「こんな勉強時間じゃ確実に受からない!もっと勉強するべきだ!」と、自分を追い込みすぎたのが原因でした。

 

うつ病を発症する以前の私は、少しでも妥協することを許さない「完璧主義」な人間でした。

 

ですが、うつになった原因を調べている内に、「完璧主義以外の原因もあったのではないか?」と、考えるようになりました。

 

 

 

そこで今日は、私が調べた「うつ病の意外な原因」をご紹介したいと思います!

 

 

 

うつ病の原因【スマホ編】

 

私は、「スマホうつ病の原因になりうる」という事実を知った時、衝撃を受けました。

 

現在、精神疾患の患者数は「ある事」を境に年々増加しており、年間400万人を超えました。

 

その「ある事」こそが、スマートフォンの普及です。

 

 

 

スマホ普及と精神疾患の患者数増加の因果関係については明確ではないですが、「スマホの使いすぎでうつ病を発症する」ということは、確認されているようです。

 

 

 

では、スマホのどういった点がうつ病を発症させてしまうのでしょうか?

 

 

 

①ストレートネック(スマホ首)がうつ病につながる

 

f:id:almaaa:20191204141418j:plain

ストレートネック(スマホ首)

 

皆さんは、スマートフォンを操作するときに、上の画像のようにスマホを覗き込むような、「うつむいた」姿勢になっていませんか?

 

実は、このうつむいた姿勢こそがうつ病の原因なのです。

 

 

 

人間の頭の重さは5〜7kg(体重のおよそ10%)程度あるといわれています。

 

その重たい頭を支えるために、頸椎(首の骨)は前弯のカーブした構造になっており、衝撃を吸収しやすくしているのです。

 

しかし、スマートフォンの操作やパソコン作業などで、うつむいた姿勢を長時間つづけてしまうと、頭が前に突き出てしまい、頸椎のカーブが徐々にまっすぐな形へと変形してしまいます。

 

このまっすぐに変形した頸椎の構造を「ストレートネック」、通称『スマホ』といいます。

 

 

 

人間の首には、体の機能をコントロールしている「自律神経」の中枢があります。

 

その重要な首の構造がストレートネックにより変形してしまうと、血液やリンパの流れが悪くなってしまい、肩こり、首こり、頭痛、めまい、手足の痺れ、イライラ、不眠など、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。

 

その症状が慢性化してしまうと、「自律神経失調症」や「うつ病」を引き起こしてしまうのです!

 

 

 

②睡眠に悪影響を及ぼすブルーライト

 

f:id:almaaa:20191204141533j:plain

スマホブルーライト

 

ブルーライト」という言葉を、近年耳にすることがよくありますが、いったいどういうものなのでしょう?

 

ブルーライトとは、人間が見ることができる「光」のなかで最も波長が短く、強いエネルギーを持った光のことを言います。

 

ブルーライトは紫外線に近い性質を持っており、角膜や水晶体で吸収されずに、網膜まで達するといわれています。

 

※(わかりやすく説明しますと、「強力な光が、目の奥まで突き抜けてしまう」ということです。)

 

 

では、ブルーライトが人間にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか?

 

 

ブルーライトは強力なエネルギーを持っていますので、眼球に取り込まれてしまうと、それを処理するためのピント合わせ機能に大きな負担がかかります。

 

それが眼精疲労を引き起こしてしまう原因になり、「首凝り」や「肩こり」といった症状に発展し、さらには首にある自律神経の中枢に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

 

 

それだけではなく、ブルーライト太陽光に似た性質を持っているので、睡眠時間前に目に取り込んでしまうと、脳が「太陽光・・・朝がきた!」と勘違いしてしまい、交感神経が活性化され、活動的になってしまいます。

 

その結果、寝つきが悪くなり、不眠症の原因になってしまい、この症状が慢性化することにより、うつ病を引き起こしてしまう可能性があります。

 

特に、電気が消えている暗い部屋、ベッドの中などでスマホを操作している人は危険です!

 

 

 

まとめ

 

現在、誰もが所持しているスマートフォンは、便利すぎるゆえに「依存的」になってしまいがちです。

 

ですが、この「スマホ依存症」こそが、うつ病への近道になってしまいます。

 

スマホは正しく操作すれば、さほど健康に悪影響は及ぼしません。

 

 

スマートフォンを操作するとき、以下のことに気をつけましょう。

 

・俯いた姿勢で操作せず、背筋を伸ばし前を見る!

・長時間の操作をしない!

スマホを操作したあとは、休憩をとる!

・夜はできるだけスマホを操作せず、寝室には持ち込まない!

スマートフォンの「night shiftモード」を使用する!

iphoneなどに搭載されている、ブルーライトの発生を抑える機能)

 

 

 

スマホに依存せず、正しく操作することで、うつ病を予防しましょう!